子供と親の自立。

親愛なるあなたへ

今からちょっとだけ厳しい話をします。

当てはまる親御さんは聞きづらいかもしれません。

子供を心配する親がいます。

そして子供が自立できない、家を出ない、それを嘆く親がいます。

ひたすら子供に「心配」という恐怖を与え続けておいて、何で自立できないんだ、困ったものだ、問題だ問題だと子供を責める親がいます。

そしてその子が自分の人生を歩こうとすると、その恐怖のまま「お前の責任でやりなさい」と切り捨てる。

そしてその子が耐えられなくなって戻るとまたひたすらグジグジエネルギーを奪い取る。

その親はそれが本人のためだと思っています。

愛だと思っています。

違います。

自分がひたすら子供に恐怖を植え付けておいてその責任をすべて子供にかぶせる、この世で最も悪質なイジメの一つにほかなりません。

モラルハラスメントは恐ろしい。

恐怖を植え付けてると思っていないから怖いのです。

愛だと本気で思い込んでいるから怖いのです。

そして、世間のほとんどの人には分からないから救い難い。

程度の差こそあれ、今の日本にはこういう親がいっぱいいる。

そういう親はまたその親にやられてきた。

それが愛情だと教え込まされてきた。

先祖代々ずうっとなのである。

親が精神的に自立できておらず、非常に未熟なのである。

もし気づかれる方がいらっしゃいましたら、是非愛しているお子さまのためにもこの因果を断ち切って差し上げてください。

by You