親愛なるあなたへ
信頼できる人、少しは信頼できる人、全く信頼できない人。
世の中にはいろんな人がいます。
暇を持てあまし、マンションの上から道行く車をぼけーっと眺めていたらどうも不思議なことに気がつきました。
あんなにスピードが出ている中、車間距離もほとんどなく、誰かがいきなり止まったらそれこそカオスでは済まなくなるのに、なぜ人は車を平然と運転できるのだろう。
「ああ、法律があるからか」
「罰を受けたくないし、怪我したくないからか」
「結局は自分のためか・・」
でも・・・。
どんなに決まりがあっても、人間は「守らない」という選択もできる。
それこそ変な事件でも、そういう例はごまんとある。
どの瞬間、どの人間にもその自由が与えられている。
それでもそういうことをしないという前提のもと、無尽蔵にこの交通社会の流れができあがっている。
人間は、基本的な部分で信頼し合っている。
こういう普通の景色でもそういう姿を見せられると、私は人間の生来は善なのだなぁ、と勝手に納得してしまうのです。
by You