親愛なるあなたへ
「営業はなんか人の心を操っているみたいで、どうも罪悪感を覚えてしまう」「商品に自信がなく何となく売りつけているような感じで苦しい」「トークで騙しているように感じてしまう」、という方へ。
先ほども書きましたが、どんな商品であれ、雇われている側としては「お金をもらっている人」があなたのお客さんです。
ですから、極端な話、あなたがモノを売ってる人がお客さんなのではありません。
自分のお客さんは会社であり社長さんである、ということが本当のことなのですから、その正当性に自信を持って、営業中に「人間はこう言えばこう返してくるんだ」「こういう行動を取るんだ」というゲームだとさっぱり割り切って楽しむとものすごくラクになると思いますよ。
p.s.
これは、「会話が苦手」「引っ込み思案で緊張する」「人見知りだ」という方にも大変有効です。
少し訓練は必要かもしれませんが、それでも意識の持ち方として、「何をしゃべろう」では緊張しますから、そうではなく、もっとドス黒くなって「相手はどう返してくるだろう」と話す前に考えながら、「何かの動物を観察している」「実験している」「相手の心を操ってやろう」くらいの感覚でやれば間違いないと思います。
by You
