贅沢なこと。

親愛なるあなたへ

大人になるとできることが増えます。

法的にも認められるし、経済活動、行動範囲も広くなります。

もちろん責任や重圧、矛盾だらけの世の中に対するストレスなど、世間の荒波がもれなくついてくるのですけれども、学生時代より確実に自由度は増えます。

ある程度法律さえ守っていれば基本何したっていいのですよ。

そんな贅沢な我々のご身分、利用しないのはもったいないではありませんか。

私なんかは今高校化学を教えているので、当然自分も改めて勉強しているのですけれど、大人だからお酒を飲んで酔っ払いながら教科書に向かう。

この感覚は不思議ですね。

学生時代はお酒も飲めず、「義務」として勉強しなければなりませんでした。

今はお酒を飲みながら、当然「真面目に」勉強するわけがない。

グデングデンに酔っぱらって中身が理解できなくても、「ただ楽しきゃいい」という快楽主義まっしぐらを突っ走りながら誰に何を言われることもない。

それが結果的に自分の能力が役立ててお金になる。

本当に不思議な感じがします。

高校時代には決して味わえない経験。

そういう楽しいことが、必ず身の周りにあります。

発想の転換から。

不自由そうに見えても、「本当は今自分は自由なんだ」という発想の転換

すると昔できなかったことを楽しめるようになっているのだと思います。

by You