戦争のツケ。

親愛なるあなたへ

ちょっと厳しいお話で前回の続きになってしまうのですが、実は日本という国は非常に「甘やかされて」育ちました。

私は日本が大好きですし自分の国を責めるつもりなど毛頭ないのですが、歴史的事実がそこにはあるのです。

普通、戦争が終わると負けた国は植民地となり国民は奴隷同然となります。

本来、戦争とはそういうものです。

ところが、日本が第二次世界大戦に破れた後、「物資を調達しましょう、技術を教えましょう、何しましょう」と負け組とは思えない待遇をアメリカから受けてここまで来ました。

もちろん安保条約も含め、向こうにはそれなりの戦略があったのですが、現実としてこうして日本経済は復興してきた。

ところが日本は「自分の力で上がってきた」と思ってしまった。

それどころか、アメリカはこういう悪いところがあって、どうこうで、とずっと悪口を言ってる。

極端なたとえですが、現代の経済は戦争で負けたツケを今払ってるんだと思えばちょっとは「自己責任」がとれるのでしょう。

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