感謝と損得勘定。

親愛なるあなたへ

私が日々感謝して生きているのは心からというよりも「心からの損得勘定」なのかもしれません。

記事を書き出した数日後に最初の会社を辞めそれ以降転々と見てきたのですけれども、「15社転職」という立派なブランドになってしまいました。

アメリカでは転職回数が平均10社前後というデータもあるそうですが、日本では生涯で数社ということですから、回数としては「おかしい」。

でも成功するのは大概おかしい人なのですから周りが「大丈夫?」と心配していてもすこぶる順調であると。

もちろん上には上がいるもので、私が今まで会った人で20社とか30社とか聞くと「この人おかしい大丈夫?」と思うのですけれども。

何でこんなに転職したのですか、というともちろん自分の可能性をいろいろ探ってきたのもありますが、現実論として嫌な人がいっぱいいてくれた、ということもあるでしょう。

嫌な人がいて転職すると「自己嫌悪」「後ろ髪引かれる思い」「追い出された屈辱」を感じるかもしれません。

ところが何故か私は感謝を取ろうと思う。

嫌な人が出てくる度、「そうかそうか成功の踏み台になってくれるのか」と笑顔で踏み倒してきたので、「また踏み台が出てきた」という120%損得勘定で感謝しています。

道徳論無視ですが、何故か神様にもOKをもらえそうな感じがするのですね。

by You