何者かを知る。

親愛なるあなたへ

私は、人生は「自分が何者なのかを知る」ということだと思うのですね。

多くの人は「自分ではない他の誰か」になろうとして苦しんでいるところが多いと思うのです。

デパートに買い物に来て本当は心から欲しいお目当てのものがあったのに、あまりに多くの商品があるととそっちに目移りしてしまう。

高価なものやオシャレなもの、どれもが「華やか」なんだけどイマイチしっくりとこない。

買い物が楽しくない。

「あれ、私何買いに来たんだっけ?」ということになってしまいます。

笑われるかもしれませんが、99%以上の人はそういう状態だと思うのですね。

自分では本当はやりたいことがあるのに、常識やら世間体やら周りへの配慮やら、あまりに多くの「正しいもの」に囲まれてると何買いに来たのか分からなくなってしまう。

あっちの世界から出てくるときに、人間には必ず「お目当てのもの」があるのです。

何でもいいから少しずつ楽しいことをしてみましょう。

ちょっとずつ、ちょっとずつ。

by You