親愛なるあなたへ
私たちが持つ劣等感には本当は「根拠」がありません。
何かに失敗したから、こういう環境だったから、と思うかもしれませんけれども、本当は根拠がない。
周りの大人から「それは劣等感に値する」と思い込まされているだけ。
一つ例をあげると、「出身地域」に劣等感を持つケースがあります。
それは地方であったり田舎であったり、もしくは比較されたりと。
私は、茨城県のつくば市というところの出身なのですが、田舎ですけれどもなぜか劣等感がありません。
「研究学園都市」と言って、公園や緑あふれる閑静で綺麗な街だと、逆に自慢に思っているくらいです。
学生時代にはドライブがてらによく友達を案内して回りました。
その中の一人が東京の六本木を庭にしている友達で、私がささやかなショッピングモールを自慢げに案内したらちょっとびっくりしてましたけれども。
それでも不思議と劣等感がない。
自分の生まれ故郷を愛しています。
ところが、大都会であっても自分の街に劣等感を持つ人もいる。
つくばはそれこそ何もないのですが(あんまり言いすぎると怒られてしまいますけれども)、商業ビルが乱立している大都会でも他と比較しながら劣等感を持つ人もいる。
でも、それらは全て生まれてから周りの大人に「そう思い込まされているだけ」です。
「比較しなくてはならない」と思い込まされているだけです。
劣等感には根拠がありません。
ですから、もうやめにしましょう。
by You