適切な作品量。

親愛なるあなたへ

「情報は公開元に集まる」と何度か書いていますが、何でも情報を出せば相互にとって良いのかというと、バランスやタイミングを吟味することがあるのだと思います。

「時期」については以前書いていて、今回はその「質と量」について。

世間にも一人の人間と同じように、情報やサービスを受け取るための「器」があります。

一人の人間が集まったものが「世間」なのですから。

コンビニやスマートフォンが便利なのは今では周知の事実ですが、昔は「何だそれは」ということになっていた。

つまり世間の「器」が育っていなかったということですね。

ありがたい情報でも出し過ぎると何故か苦しい。

素晴らしいサービスでも時代の先を行きすぎると何故か上手くいかない。

どんなに良くても「一気に作る」と自分も周りも苦しいから。

世間の器に合った質と量を提供する。

適当な、ちょうどいいところがあるのだと思うのです。

by You