勝手な言い伝え。

親愛なるあなたへ

一昨日は七夕でした(あとで気づいたら日付変わってしまいました・・・3日前、です)。

織姫様と彦星様が天の川を境に逢瀬を楽しむというロマンチックな伝説でありますが、これが空が曇っていると一年に一回の楽しみが台無しに、という我々の認識。

残念ながら大阪は雨模様でして、生徒さんと「今年は織姫様は彦星様と会えへんねぇ、残念やなぁ」と何気ない会話をしていたのですが、当たり前のことかもしれませんが、宇宙の外はいつも晴れ。

こちらが雨が降ろうが槍が降ろうが雲の上で二人はラブラブ。(なのかは分かりませんが)

我々人間が普段考える思考というのが、過去の叡智を結集してもそのくらいの限界があると、これは決してその言い伝えを残したこれまでの歴史を無下にしているものではなく、宇宙というのは人類の想像にも及ばない巨大で得体の知れないものだというそのギャップを感じたつい先日でありました。

p.s.

本当は、雨が降って天の川の水かさが増して川をわたることができないときは、どこからかカササギの群れがやってきて天の川の上を翼をつらねて橋となり二人を逢わせてくれるのだそうです。

めでたしめでたし。

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