「肯定」だけでなく、「否定」が大切なときもあります。

親愛なるあなたへ

物事は、全てプラス方向に捉えていくと成功します。

僕は、以前の日記で「全てを肯定で捉えることが大切だ」と書きました。

今日、手相鑑定の第一人者でいらっしゃる西谷泰人先生が、ブログの中で「生霊を払うためには、相手を言葉にして否定することが大切」とおっしゃっていました。

僕は徹底主義なので、「全てをプラスで捉えることが活力を与える根本だ」と考えていましたが、そうではない事例もあることに気づきました。

プラスで捉えることが、逆効果になる場合もあるのです。

西谷先生によると、3ヶ月以上、執念深く関係を求めてくる友人や恋人、ストーカー、嫉妬などの被害を受け続けると、その恨み、妬み、そねみなどが負のエネルギー(生霊)となって、相手を包んでしまうのだそうです。

このような被害に会われている方の多くは、別れた恋人、あるいは古い馴染みの友人に対して「離れたいんだけど、あの人、こんないいところもあったな」と思いがちだということです。

「否定」という武器を使い、自分自身を守る大切さを知りました。

人生には、ビバークすべき時があります。

ビバーク(不時泊)とは、登山やキャンプなどで緊急に野営する手段のことです。

雪山では、雪穴を掘って暖をとります。

雪には空気が含まれているので、断熱効果が高いのです。

雪山登山隊は、死を覚悟で山に挑みますが、全くの生身の姿では闘いません。

必ず、身を守る手段を携えて闘います。

世の中で闘うためには、「否定」という手段によってビバークする必要もある、ということを、今日学ぶことができました。

「否定」がいけないのは、自分を守るでもなく、何かを生み出すための盾としてでもなく、ただ嫉妬や恨みの感情をぶつけるためだけに使われる場合です。

何かを創造するためには「肯定」が最大のエネルギーになりますが、「肯定」を外部の圧力から守るための「否定」のエネルギーも、大切なのですね。

このことを、僕も、しっかりと心に刻んでおきたいと思います。

by You