男は、女性の厳しい視点で修業しよう。

親愛なるあなたへ

仕事場で、料理の提供の仕方をホールスタッフの女性に褒められました。

若いですが大ベテランの方です。

「この料理を作るの、一番速いですよ。ホールスタッフの間では好評価です。自信持ってくださいね!」

成果が認められると、やっぱり嬉しい。

店長には、今まで褒められたことがありません。

「褒めベタなのかな」と思っていましたが、違うようです。

「店長は意外に見てない部分もあるんです。私たちホールの仕事も、スタッフの評価も、現場の私たちと店長で全然違うんです」

男性と女性が見る視点は異なります。

女性の方が、厳しい。

それは、女性は好き嫌い、メリハリがハッキリしているからです。

あの人は仕事ができる、この人は好感が持てるというブレない基準を持っているからです。

厳しいと言っても、全部が全部をダメ出ししたりはしません。

自分がいいと思ったり、好感を感じるものには自然と体が反応して表現することができます。

しなやかなのです。

もっとも「厳しくて」「しなやか」なのが、おばさんです。

おばさんの評価をバカにする人がいますが、大間違いです。

おばさんは、妥協をしません。

ダメな部分が少しでもあったら、嫌なのです。

おばさん方は、もっとも優れた評論家なのです。

それに比べて男は意外に曖昧です。

ドンと構えるのが男、のように言われていますが、現実は「まぁまぁ」というのが実は多いのです。

仕事も恋も、女性の厳しい視点を学ぶことが、男の修業なのです。

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