育て上手は、学び上手。

親愛なるあなたへ

教えてやろう、という姿勢では、相手は成長しません。

育てなくては、という姿勢でも、相手は成長しません。

相手から自分はどんなことが学べるのかを探り続けると、相手は飛躍的に進化を遂げます。

勉強をさせたかったら、「勉強しろ」とは言わずに、自分が楽しく夢中になって勉強している姿を示すことです。

せっかく夢中で勉強している姿を示しても、「勉強しろ」と言葉で強制してしまうと、相手のモチベーションが激減してしまいます。

ここが、よく勘違いされるところです。

人間というのは、成長していきたい欲望の塊です。

甘やかすと廃用性萎縮が働いてダメになってしまいますが、放っておかれると、進化しないと生き残れないというDNAが働いて、成長欲が必ず働きます。

良い意味で、放任主義がベストなのです。

放任主義が愛情をかけないこととイコールで捉えられるのは、教育する側の成長が止まってしまっている場合です。

子供でも部下でも弟子でも、育てられる側は、本当に上の人を良く見ています。

今の職場は、思春期真っ只中の高校生のアルバイトの方が大勢いるので、それがよく分かります。

愛情を注ぎながら、自分がもっともっと進化したいという放任主義が、最も相手を成長させるのです。

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