履歴書は、自分史だ。

親愛なるあなたへ

就職活動の第一歩となるのが、履歴書です。

履歴書をバカにする人がいますが、とんでもありません。

履歴書ほど重要なものは、ありません。

履歴書には、その人の全てが出ます。

履歴書を見るのは、人材採用のプロです。

文字の具合や文章構成で、応募者の姿を見抜きます。

「この応募者は履歴書のこの部分で10分くらい手を休めているな」というところまで見抜くのです。

僕は、履歴書全体にムラを作りたくないので、一気に書き上げています。

履歴書を書くのがメンドクサイという人がいます。

特に就職活動をしている学生は、たくさんの会社を決められた期間で受けなければいけないので、同じような内容の履歴書を何枚も書くのに飽きてしまうのです。

僕も大学時代に同じような経験をしているので、その気持ちは分かります。

でも、履歴書は自分のそれまでの人生を振り返る絶好の機会なのです。

僕は今回の転職活動で、履歴書を書く度に「こういう人生で、今の自分があるんだな」としみじみします。

大学院を卒業し、会社も2つ経験しているので、「学歴・職歴」欄がたくさん書けるのが、嬉しいです。

大学を出ていないから、高校を出ていないから、というのは関係ありません。

自分の手で、履歴書に書く経験を増やしていくのです。

自分史を作ると、人生が楽しくなりますね。

by You