親愛なるあなたへ
先日、洋裁業を営んでいる叔母から面白い話を聞きました。
叔母は、オーダーメイドの洋服を作っています。
お客様からの要望通りに商品を仕上げるのです。
叔母は「その人が気に入るかどうかは、人体(マネキン)に着せてみれば分かる」といいます。
人体は、胴体の部分しかありません。
その服を着せてみて、首から上の部分にお客様の顔が映ったら、「ああ、これでいい」と納得するそうです。
本当に、その人の顔が浮かぶそうです。
芸術家というのは、すごい。
磨き抜かれた感性で、そこにないものまでが見えてきます。
それが、単なる幻想ではなくて、リアルなのです。
普段の生活の中でも人生でも、どうしようか迷うことがあります。
そのときは、選んだときの自分を想像してみることです。
未来の自分を具体的にイメージできることが、あなたにとっての正しい選択です。
僕は、将来実現したい自分像が、今、目の前に見えています。
「こんなのムリ」と思っているうちは、イメージすることができません。
想像できるできない、というのは、外部要因ではありません。
自分がしたいか、したくないか、ということなのです。
自分を信じることが、未来の自分を実現させるのです。
by You