親愛なるあなたへ
アドバイスをしてくれる人は、誰にでもしたい思うのではありません。
この人だったらアドバイスを役立てられるだろう、という人に伝えようと思うのです。
今のレベルの自分が聞いたら耳が痛くなるような話でも、「そういうところもあるかな」と受け入れられる人が、良いアドバイスを受けることができるのです。
アドバイスを受けるというのは、難しいです。
相手の言うことを丸のみすることではないからです。
世の中にはやる気を奪おうとする「アドバイスもどき」が山のようにありますから、見極めなくてはなりません。
「そういうところもあるかな」という見方をするのは、相手が言うことを全て丸のみすることではありません。
「そういうところもあるかな」と考えられるようになるには、自分の軸を持っていなければならないのです。
素直になることと自分の軸を持つことは相反することではありません。
自分の軸がしっかりしているからこそ、素直になれるのです。
それは、軸を持っていると目指している自分像がハッキリしてくるので、自らを客観的に見ることができるからです。
自分自身のことを客観的に見るスキルは、アドバイスを受ける上でかかせません。
良いアドバイスを受けることができる人は、良いアドバイスをすることができます。
アドバイスするのが上手いのに、アドバイスを聞くのがヘタクソだということは、ありえません。
良いアドバイザーを選ぶには、その人がアドバイスを聞くのが上手いかどうかで判断すればよいのです。
by You