親愛なるあなたへ
自分が生まれ持ったものを失う可能性に気づけたり、どん底を経験したりすると、人間は才能やチャンスを神様にお返ししてしまいます。
それは「十分満足です」ということではなくて、次に落ちるのが怖いからです。
でも、才能やチャンスを生かしても、次に落ちたときが怖い、というのは言い訳です。
神様は、あなたに役割を果たしてもらうために、才能やチャンスという道具を渡しているのに、「道具なんかいりません」と言ってしまうと「仕事なんかしません」と言っているのと同じことになってしまいます。
神様にチャンスを返すのが失礼だ、という記事を書きましたが、それは、自分の人生の大仕事を放棄してしまうことになるからなのです。
上司から「いついつまでにやっておけ」と言われれば、上司の飲みの誘いも断らず、徹夜で仕上げます。
上司の言うことは絶対聞くのに、神様の言うことを聞かなかったら、その人の神様は上司ということになってしまいます。
あなたが耳を傾けるべき声は、組織を飛び越えた、もっと広い世界から伝えられるものなのです。
by You