後退を知るのが、前進だ。

親愛なるあなたへ

人間の成長は、常に前進しているのではありません。

後退するときもあります。

僕が一番正しいと考える成長曲線は、中谷彰宏先生が提唱されている内容です。

それは、バネを斜めに伸ばしていくイメージです。

成長するときはバネが引っ張られて伸びます。

でも、ある時点で、弾性力で戻っていきます。

そして最下点まで戻ると、また引っ張られて伸びていきます。

バネは一度伸びると、少し緩んでいるので、初めよりも最下点が少しだけ上になっています。

バネの最下点を徐々に上げていくのが、成長です。

全ての経験が糧になっているから、後退することはない、というのは間違いです。

どんなに頑張っていても、後退するときはあります。

でも、後退は悪いことではなくて、成長のプロセスなのです。

成長の過程で後退という段階を知ることが、一つの前進なのです。

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