ワケが分からない話を想像できるのが、人間力だ。

親愛なるあなたへ

僕は、宇宙の話をします。

宇宙の話が好きな人と、まったく興味がない人の、二種類に分かれます。

僕は全ての物事の根本にも焦点を当てます。

すると、ほとんどの人が「何言ってるの?」という反応をします。

人間には、自分が想像もつかないことを言われるとそれを排除しようとする思考が働きます。

常に何かを基準にしていないと不安になるのです。

ワケが分からないことを言われたときにそれを受け入れられない人は、常識をモノサシにします。

常識ばかりがモノサシになってしまうと、人間の成長はそこでストップしてしまいます。

僕は、これから学ばなくてはならないことが山のようにあるので、決して全てを極めた人間ではありません。

知らない世界がいっぱいあるし、未熟なところもたくさんあります。

でも、ワケが分からない話をされると「そういう世界もあるのかな」と想像することができます。

「この人狂ってる」と思うことが、ありません。

ジャングルの秘境に住む人々を含めて、自分の目やメディアを通じて世界の文化に触れる度に、その人たちの思考回路に入り込みたくなります。

僕には僕の基準がありますが、想像するのです。

想像力は、人間力です。

知識量、頭の回転の速さ、経験値だけでは人間的なレベルは決まりません。

人間レベルは、与えられた常識を崩すことができる柔軟性で決まります。

人間レベルが高い人から低い人を理解することはできますが、低い人から高い人を理解することはできないのです。

今まで考えもしなかった、未知の世界へ、冒険に出よう。

by You