人は、生きた言葉についていく。

親愛なるあなたへ

人は、言葉の良い悪いについていくのではありません。

生きている言葉を話す人についていくのです。

宗教家がすごいのは、生きている言葉を話しているからです。

宗教を頭ごなしに否定するのではなく、学ぶことです。

教祖が生きた言葉を話すから、「ああ、話を聞いてみようかな」と思うのです。

死んだ言葉は、相手に何の感動も引き起こしません。

僕は小さい頃お経が好きでしたが、お経は淡々とリズムを刻んでいるのではなくて、生きたメロディーを奏でているのです。

善悪以前に大切なのは、言葉の生き死にです。

権力や嘘八百で騙すのは、いけません。

でも、騙されてしまうのは、生きた言葉に触れてこなかったからです。

生きた言葉にたくさん触れる機会があれば、「この言葉はパフォーマンスだ」「この言葉は本物だ」と見分けることができるようになります。

今の子供たちが将来騙されやすくなるかどうかは、僕たち大人にかかっているのです。

子供たちのために、イキイキしたたくさんのメッセージを、発信しよう。

by You