親愛なるあなたへ
今日、ホテルの職場で新しいユニフォームを着ました。
それまでは宴会サービスからの派遣という形だったので、レストラン専属になってからは制服が違うのです。
僕に合う丈のものがなかったので、パンツはオーダーメイドで仕立てていただいています。
新しいユニフォームは、新鮮です。
新しい服を着ると、周りの目も変わってきます。
人は見た目にこだわると言います。
でも、実はそうではないのです。
人は、常に相手の気持ちに反応します。
パリッとしたユニフォームでビシッと決めると、自分の心が新鮮になります。
その心は、表情になります。
オーラになります。
その表情やオーラが相手に伝わって、「おっ」と反応するのです。
傍から見ると目は新しい服を見ているように見えて、実はその人のオーラを見ているのです。
新しい服を着てもその人の心が新鮮でなければ見る人にも新鮮には映りません。
逆に、いつもと同じ服装なのになんか今日は違うねと言われるのは、同じ服だけど心が全然違うからです。
立派な服を着て嫌味に映ってしまうのは、そこでいきなりカッコつけようとするからです。
お金持ち気取りが嫌がられるのは、服そのものに自分の価値を見出そうとするからです。
本当のお金持ちは、立派な服を着ていても爽やかです。
それは、物ではなく豊かな自分の心に焦点を当てているからです。
職場でも同じです。
身の回りを新しくしても、爽やかな挨拶と仕事ぶりを変えずにいるから、相手の心も新鮮になるのです。
人間関係も良くなります。
「外見から入る」というのは体表面で止まっているではなく、外面と内面がお互いの出会いを求めて自分の中心に向かって突き進んでいるイメージなのです。
外面と内面が出会うと、感動が生まれます。
周りの人は、この感動に反応しているのです。
立派な服、高級料理、ブランド商品には、感動を生み出すパワーが込められているのです。
by You