親愛なるあなたへ
人間には無限の可能性があります。
この世で役割を果たすために無限の可能性があるのです。
一人で何でもできるために可能性が無限なのではありません。
無限の可能性を持っているけれども、一人でできることというのは限られているのです。
まずは自分の役割に気づくことです。
ピタッと当てはまる感覚を磨くことです。
何でもできる必要は、ないのです。
僕はリーダーとして情報を発信していくという役割があります。
ですから、リーダーとして与えられた課題をこなしていくのです。
僕はサービス業を色々経験していますけれども、サービスに向いているかどうかは分かりません。
すごくイイと言ってくれる人もいれば、全く向いていないとアドバイスしてくれる人もいます。
僕は相手の潜在能力を引き出す感性を磨くためにサービス業を選んでいるので、評価は気にしていません。
向き不向きが分からないのに僕がサービスについての記事を書くのは、僕が完璧なサービスマンだからではありません。
そういう情報を発信することで世界観を提供していきたいからです。
これが、役割です。
サービスマンであることはプレイヤーです。
リーダーとプレイヤーは違うのです。
世の中には一流のプレイヤーがいます。
一流のリーダーもいます。
どちらが上か下かという概念はありません。
一流プレイヤーとして輝ける人が一流のリーダーを目指したり、一流のリーダーであるべき人が一流プレイヤーを目指したりすると、悲劇です。
大の野球ファンに聞いたことがあるのですが、野球の世界でも超一流プレイヤーが監督になった瞬間にダメになってしまったり、逆に大して実力もなさそうな選手が名監督になったりするのです。
僕は仕事は人並みくらいにはできるという記事を書きました。
それは、どんなに「しっかりしている」「優秀だ」と言われても、僕がプレイヤーとしての役割ではないことを知っているからです。
神様は上手に役割を割り振ってくれています。
それに気づくか気づかないかです。
ピタッとはまる役割で輝くことです。
天命というのは得意かどうかよりも、フィット感が大切なのです。
たとえ今は苦手でも、そこにフィット感を感じるのならそれがあなたの役割です。
何でもできなきゃいけない、どこに行ってもうまくやらなきゃいけないという幻想から解放されよう。
by You