親愛なるあなたへ
僕は、育った家庭環境と今やっている行動は全く違います。
かけ離れているのです。
僕が両親から学んだことは、慎重になることです。
今外の世界から学んでいることは、大胆になることです。
どちらか一方だけではダメなのです。
どちらか一方だけでは成功することはできません。
慎重なだけでは、チャンスを逃してしまいます。
大胆なだけでは、土台を崩してしまいます。
どちらが良い悪いというのはないのです。
どちらも必要なのです。
世の中は対になって存在していますから、そのどちらも必要なのです。
「慎重かつ大胆に」というのは矛盾しているのではなくて、併せ持つということなのです。
だから「コクがあってキレがある」という表現が生まれるのです。
僕は右脳好きですが、右脳だけでは成功できません。
左脳で荒波を乗り越えながら、右脳で楽しむのです。
両手で一つのものを握りしめるのではなくて、二つのものを両手にそれぞれ持つのです。
すると、バランスが取れます。
いきなりバランスを取る必要はありません。
前進するためにはバランスを崩す必要も、あります。
何度も何度もバランスを崩しながら、バランス感覚を磨いていくのです。
両手で一つのものをつかむのも大変なのに、片手ずつに別々のものを持つなんてとてもできないと思うかもしれません。
大丈夫です。
筋肉と一緒です。
片手でも、二つのものを持ったり下ろしたりすることで、必ず持てる力がつきます。
by You