親愛なるあなたへ
人はなぜお金に罪の意識を持つのでしょう。
それは、お金は有限であるという考え方に基づいています。
金のなる木はないと言われます。
「お金には限りがあり、無限に湧いてくるものではない。だから感謝して使いなさい」「世界には貧しい人が山のようにいるのだから、贅沢せずに今の生活に感謝しなさい」と、こうなるのです。
豊かさに感謝することはとても大切なことです。
でも、ここには落とし穴があるのです。
世の中はうまくできていて、本物の中に少しニセモノを混ぜると分からなくなります。
事実の中に少しウソを混ぜても、分からなくなります。
僕は偽物や嘘の全てが悪いものだとは思いませんけれども、全体があやふやになるのはこういう仕組みなのです。
ですから、常識が真実かどうかは分かりません。
一つ一つ丁寧に調べる必要があるのです。
お金に対する考え方も同じです。
お金持ちはお金が無限にあることを知っています。
金のなる木があることを理解しているのです。
それはアイディアです。
アイディアによって無限のビジネスが生まれます。
ビジネスとはもともと世の中の人々をつなげていくプロセスのことを言いますけれども、そのプロセスが人類の繁栄につながることでお金も動きます。
アイディアが無限にあるのは歴史が証明していますから、お金が無限にあることも実は証明されているのです。
お金は、世の中を幸せにするアイディアから無限に生まれます。
お金が無限にあるという考え方は頭で理解しようと思ってもできません。
気づくしかないのです。
お金持ちのお金に対する考え方は、あらゆる意味で常人の理解を越えています。
億万長者が慈善活動をするのは、貧しい人々への慈愛の精神とともに、究極のアイディアによってこの世に天国が作れることを本気で信じているからです。
豊かさ意識を持つとは、世の中がより豊かになるためのアイディアを探すことです。
そのアイディアを探すことが自分の天命を全うするということです。
人生は成功するようにできている、人は誰でも豊かになることができるとは、実はそういうことなのです。
by You