親愛なるあなたへ
世の中は格言で溢れています。
格言は真面目に捉えないとダメだと思っています。
真面目にはゆとりがありません。
ゆとりがなくなって言葉通りに捉えてしまうと本質が分かりません。
「人にしたことは必ず自分に返ってくる」と言います。
言葉通りに捉えると、自分が人から離れたら人も自分から離れてしまうように思います。
すると、離れることが怖くなってしまいます。
人間関係を見直す時期が来ていても、見逃してしまうのです。
距離を取ることを悪く思うのは、絆と誤解しているからです。
絆を大切にしなければ人が離れていってしまう。
そう間違った解釈をするのです。
間違った解釈というより、解釈が真面目すぎるのです。
すると、離れるのが怖くなって決断することができません。
でも、離れるのは絆をないがしろにすることではありません。
離れるのは自分の自立心を育てるためです。
離れることで相手の自立心も育ちます。
自分が決断し相手に気づかせることで、お互いにwin-winなのです。
ゆとりを持てば、こんなに解釈の幅が広がります。
「相手は自分の鏡だ」という言葉も同じです。
目の前に嫌な人が現れたら、それは鏡だから自分はダメなヤツなんだとヘコんでしまっては意味がありません。
文句ばかり言う人がいたら自分が文句ばかり言っていると書きました。
確かにそれはそうなのです。
そうなのですけれども、それだけではないのです。
そういう世界から、どうしていくかということなのです。
運気も関ってきますから、意識が高いのに目の前に文句ばかり言う人が現れるときもあります。
それは、そういう世界を見ても意識を落とさない練習問題だと思えばいいのです。
僕は、大変なときは結構運のせいにしています。
運のせいにしてはいけないと言いました。
それは、運に責任転嫁するやり方がダメなのです。
以前も書いたとおり、運は分析するのが大切なのです。
運を分析してから運のせいにすればいいのです。
それで、いいのです。
神様はあなたをヘコますためにメッセージを送っているのではありません。
いつでも学びの機会を与えるために現象を用意してくれているのです。
神様は、あなたがハッピーになるように解釈することを望んでます。
言っていることが矛盾しているように見えるかもしれませんが、実際、そうなのです。
矛盾しているように見えるけれども、そうではないのです。
いうなれば宇宙のバランスです。
神様のバランス感覚というのは、プラスイメージのお気楽さから来るものなのです。
by You