親愛なるあなたへ
僕たちは世の中の多数派に教えられて育ちます。
それが、常識というものです。
常識ほど疑わしいものはありません。
世の中は、「恐れろ、恐れろ」と教えます。
こんなことがあったらどうするんだ、ああなったらどうするんだ。
恐れることが正しい教育だと思っています。
リスク管理という言葉で上手く傘をかぶせてきます。
お前のためを思って言ってるんだよ、とか言います。
僕も例外なく、そうやって育ってきました。
あっけらかんとしていると「どうして恐れないんだ」と怒られます。
恐れている集団の中で幸せの波動を出すと「周りの気持ちを分かっていない」とか言います。
心配することが愛だと思われていますが、そうではありません。
心配とは負の波動です。
恐れの波動です。
恐れは、恐れを呼び込みます。
お前のことを思って言っているんだよという恐れの気持ちが、相手と自分にどれだけ悪い影響を与えているのかに気づきません。
しかも、悪気があってやっているのではなくて、本当にあなたのためだと思っているから分かりにくいのです。
でも、世の中の多数派が本当に正しかったら、何故みんな悩むのでしょう。
理由は単純で、それが間違っているからです。
ハッピーになりたいのに不幸になることばっかりしてるからです。
だから人は苦しみます。
分かってしまえば何てことないのですけれども、そのために人は修業するのです。
記事を書き始めた頃に「大丈夫?」と「大丈夫!」の言葉の違いについて書きましたけれども、まずは相手を信じてあげることがハッピーへの近道なのです。
世の中は反対のことを教えています。
もし今あなたがハッピーでないなら、あなたが教えられてきたことと反対のことをしてみるのです。
周りと違うことをすると「心配かけるな」と必ず言われますけれども、この言葉に惑わされてはいけません。
心配かけるのが悪なのではなく、心配するほうが信じる修業をしなければならないのです。
世の中に巧妙に隠された真実をよ〜く見極めましょう。
神様はその勇気を見ています。
どんなときも、恐れから抜け出す勇気がハッピーをつかむのです。
by You