地球は、舞台なんです。

親愛なるあなたへ

環境問題ってしばしば取り上げられますよね。

地球って、すごく大切なんです。

その大切な地球をむやみに汚すのは良くないことだと僕も思います。

ただ、ときどきおかしいなって思うことがあるんです。

地球って泣きも笑いもしないんですよ。

地球が「私のためにあなたが犠牲になって」とか言わないんです。

人間が生活できない星って山ほどあります。

その中で、空気があり水もあり太陽の影響がいい塩梅におさまっているこの偶然は、人が生活できるように舞台を提供してくれているからなんです。

だから感謝の気持ちを込めて目いっぱい使わせていただいていいんですよ。

たとえば電気を消す人がいたとします。

作業するには少し暗いのに電気を消してます。

「暗いと気分も沈むからつけた方がいいよ」って言うと、そういうのが環境をダメにするんだみたいなことを言うんですけれど、違うなぁと思うんです。

だって、ちょっと電気つけたからって火山が噴火したり大地が割れたりとかしないんですよ。

それに、世の中には家庭の一日の電気量を一瞬で使うところもあるんです。

小さな積み重ねが大きくなるっていうのは確かです。

でも、そういうのを贅沢だって否定するのは何か違うんです。

水はいくらでもあるから流しっぱなしにしろとか、宇宙には無限のエネルギーがあるからいくら使っても構わないっていう話をしてるんじゃないですよ。

記事を書き始めた頃にも言ったのですけれど、「もったいない」精神にしがみついては心身ともに豊かになれないんです。

僕だって極貧生活を体験したのですから、節約っていうのは分かります。

ヒートアイランド地域の熱帯夜に、クーラーつけずに水をがぶ飲みしながら扇風機まわして寝るんです。

ホント熱中症になりそうでしたよ(笑)

でも、切り詰めて節約する必要もないのにそういうことをするのは地球に優しいのでも何でもありません。

ただの貧乏性です。

そういう人はだいたいお金持ちを否定する人なんです。

質素倹約っていうのは美徳ではないんです。

大事なのは物を大切にする心なんです。

だから、あなたの心のためにも、プラスアルファの消費をすることってすごく大切だということを覚えておいてくださいね。

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