親愛なるあなたへ
感性を磨いていくためには考えなければいいんですね。
考えなければ感じざるを得ません。
ただ考えないのではなくて、何かをしながら考えないというのがコツです。
例えばテレビを見たりします。
僕もずっとテレビが好きだったのですが、飛び出してからはテレビを見るのをやめました。
記事にも書いたことがあります。
情報の波に埋もれちゃいけないって。
これ、本当なんです。
帰ってきてすぐテレビをつけたりしてると洗脳されるんですよ(笑)
それで本人は気付いていないんです(笑)
ただ、ずっと見ないで本ばかり読んだり記事を書いてたりするのも、実は異常なんです(笑)
だから、最近はバラエティー番組も久々に見始めました(笑)
感性を磨くには、何にも考えずにテレビを見て、マンガを読んで、キレイな絵画を見て、美しい音楽を聞けばいいんです。
洋裁業をやっている僕の叔母は旅行でアイディアを得るそうです。
旅先で建物とか芸術作品に触れて感性が錆びないようにしているのだとか。
周りからは全然関係ないじゃないかって言われていても、一流の人って、そういうことをするんです。
僕でもそうなんですけど、すっごい考える人ってものすごく理屈家が多いんです。
自分で言うのもなんですけれども、これはこれで素晴らしいことなんです。
感性だけでもダメだって言いましたけれども、理論や科学性を軽く見てしまうと本当に周りに流されてしまうんです。
自分が生きたいように生きるためにはある程度理屈も必要なんです。
文章を書くのだってそうです。
小説とかは違うのかもしれないけれど、生き方論みたいなのが好きな人って理論的に文章を書いているんですよ。
何故かって、順序立てて相手に納得してもらうためです。
腹の底から分かるのは理屈ではないんですけど、ある程度分かってもらうためには順序立てた方が効率がいいんです(笑)
そういう理屈家から言わせてもらうと、感性を磨く理屈っていうのは、一つは何にも考えないこと、そしてもう一つは行動することなんです(笑)
by You