別世界を見たければ、着くまで前進あるのみ。

親愛なるあなたへ

別世界に行くのって大変です。

大変なんですけど、やることは単純です。

歩き続ければいいだけです。

歩いた先に別世界が待っているんですから。

ただ、元の世界からお声がかかるんです。

戻っておいでって。

隣の芝は青いって言いますが、それでも人間自分の家が落ち着くんですよね(笑)

だから、元のサヤにおさまろうって誘われるんです。

勧誘って断わるのが難しいんですよ。

日本人って断れないからセールスマンのいいようにされちゃうんです。

僕の職場に元訪問販売のプロがいるんですけれど、ああいうのはトークマニュアルがあるんですね。

YESかNOで答えさせる質問をひたすら用意するんです。

そうしたら会話が成り立って、ツボにハマるところで扉を開けてもらうんだとか。

だから、もしいらない商品だったら会話の途中でも「いや、いりませんから」って答えればいいんです。

会話が成り立たなくたっていいんです。

「どちらの商品をお使いですか」「使い心地はいかがですか」って聞かれても「いらないんです」って答えればいいんです。

それと同じですね。

「みんなに迷惑をかけてるじゃないか」「お前のためを思ってるんだ」っていう会話の流れに関係なく、「いや私行くんです」って言えばいいんです。

別世界を見たければ、それくらい強引でいいんですよ。

強引がよくないって言いますけれどそんなことありませんからね。

ある種の強引さがないのってダメ男の典型ですから(笑)

そんなの嫌だなぁとこりごりしたから僕は嫌でも強引に行くんです(笑)

別世界の人たちに会うまで、強引に、グリグリ行きましょう。

by You