親愛なるあなたへ
人間は完璧ではありません。
完璧を求めていてはいつまでたっても始まりません。
完璧を求めてしまう理由は分かるんです。
あらゆるリスクを考えるからですよね。
でも、それでは自分も幸せにならないし、社会も幸せになりません。
あらゆる非難や失敗はつきものなんです。
それでもそれをためらっては進歩しません。
世の中の進化に貢献するならそのくらいの覚悟が必要なんです。
世の中は、進歩に対して抵抗を示します。
どういう抵抗を示すかというと、当事者に完璧を求め出す。
それまでは何でもなかったのに、急に完璧を求め出します。
あそこがなっていないここがなっていない。
人間ってそういう生き物なんです。
例えば、この記事だって30ちょっとの若造が人生経験も浅いのにエラそうなこと書いてますよ。
これも、自分が人生経験積んでとか、そういうのを待っていると何にもできないんです。
だって、モラル・ハラスメントのことだって、僕があと20年か30年経験積んで発信しようと思ったら、その20年間30年間苦しむ人がいるんですよ?
反論が怖いからってそんなことできるわけないじゃないですか。
もっと言うと、ここに書いてることだって僕自身ができてるとは思ってませんよ。
まだまだ未熟だからね。
でも、未熟だから正しいことを言っちゃいけないっていうのがおかしいんです。
それだったら人間完璧にならないと何にもできなくなってしまう。
新人が会社に意見しちゃいけないっていうのと同じことを社会がやってる。
一つの企業に対して社会は叩くけど、社会が同じことをやっている。
それだと社会も進歩しないでしょう?
前も書きましたけど、社会って人の集まりだから、一人一人が進歩しなければいけないんです。
世知辛い世の中だなんだって言う前に、自分が動けばいいんです。
不完全さを受け入れない社会なんだと割り切って、自分が動けばいいんです。
そうすれば、きっと世の中に貢献できる人間になれますよ。
by You