役に立つ分だけ知っていればいいんです。

親愛なるあなたへ

知識には大きさがありません。

重さもありません。

膨大な知識を入れるのに何百坪もの土地を買うことはないんです。

それくらい知識っていうのは便利なものなんですね。

ところがですね、知識は知れば知るだけいいと思っていると、これは大間違いなんです。

もちろん、あればあるだけいいんですよ。

でも、知識を入れるには時間がかかります。

問題は、その時間に見合うだけの価値がありますかってことなんですね。

例えば、僕には科学の知識があります。

普通の人と違って、留年目指せるくらいの知識があります(笑)

それじゃあ、もっともっと知識を詰めようかと思うとそうは思わないんですね。

自分が興味のある範囲だけでいいんです。

どういうことかというと、今の科学ではほとんど何も分かっていないんだと分かるだけの知識があれば十分なんです。

唯物論者と不思議な話をするときに、ある程度話を合わせてうやむやにできるだけの知識があれば十分なんです(笑)

普段の生活だってそうですよ。

将来独立するから税金の勉強はするんです。

でも、この算定表がどうのこうの、キャッシュフローがどうのこうのっていう、税理士の資格が取れちゃうような知識は必要ないんです。

もし必要ならそのとき聞けばいい。

お金儲けだってそうでしょう?

経営学部や経済学部卒業した人が全員億万長者になってるかというと、そんなことは絶対にないんです(笑)

別に理論なんか勉強しなくたって、お金儲けはお金儲けですよ。

入ってくる金額より出ていく金額を少なくすればいいんです(笑)

独立してない素人がエラそうなこと言ってるだけだと思って勘弁してください(笑)

でもね、知識は必要な分だけあればいいっていうのは、本当ですよ。

知識を詰め込んで「どうだっ」ってやってる人いますけど、結局それは全然使わないんです。

本人は気持ちいいかも分からないけど、役に立たないよね。

そういうのをマスターベーションって言うんですけど(笑)

いや、マスターベーションがいけないんじゃないんです。

こういう知識の自己満足がおトクかどうかっていうことを言ってるだけです。

この記事の筆者はね、おトクなことが大好きな人間なんです(笑)

役に立たないっていうのはおトクじゃないよね。

そういう風に物事見てくとすごくいいと、僕は思いますよ。

by You