お金儲けは高尚な活動です。

親愛なるあなたへ

社会に出ると面白い現象が見られます。

今の世の中はお金がないと生きていけませんよね?

ジャングルの奥地とか、そういう場所は除いてお金は絶対必要なものなのです。

世の中の多くの人はお金が欲しいと思っています。

ところが、欲しいと思ってるのにお金儲けを何か汚い、後ろめたいことだと思うのですね。

お金が欲しいにも関わらず、お金を動かすのを何故か嫌がる。

ほとんどがそうなのです。

お金がデジタルな形で銀行に入ってくるとそれが当たり前になります。

そのお金でお世話になっているにも関わらず、お金を儲けようとする人の悪口を言うようになる。

世の中ってそういうものなのです。

お金儲けは悪いことでもなんでもないですよ。

相手からお金を取ろうとする行為が汚く見えるのですね。

営業の仕事をしていて分かるのですけど、商売が楽しいと感じる人は相手からお金を取ろうと思ってないのです。

お金儲けが好きなのです。

お金儲けが正当な活動であるという自信があるからなんですね。

何故かというと、お金がどういうものか知っているからです。

お金って、流れのことですよ。

経済の流れなんです。

この流れが止まってしまったら社会が死んでしまいます。

人間も血液が流れているから生きていられるんですよね。

ただ血があっても生きることはできない。

商売は、社会の心臓となってドックンドックン命をはぐくんでいるんです。

だから、お金儲けはものすごい高尚な活動なのです。

日本人はどうしてもお金儲けを一段低く見て、それが正しいような考えを持ちやすいけれど、それは幻想ですよ。

しっかり儲けるとはしっかり社会に貢献するということです。

もちろん悪いことして儲けてはダメなんですよ。

けれど、真っ当な道は、社会が求めているものを一生懸命提供すれば儲かるようになってるんです。

そういうことが分かると仕事の本質というか、生活の本質というか、要は経済活動が楽しいものだということが分かってくるので、どんなに不況が来ても世界が明るく見える楽天家になれる、一番の方法だと僕は思っているのです。

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