親愛なるあなたへ
何かを変えたいと思う。
会社を変えたい、地域を変えたい、国を変えたい。
日和見主義は一つの生き方ですけど、人間覚悟を決めて大事を成し遂げたいと思う。
そういう生き方もあります。
世の中何かが間違っているだろう。
理不尽は理不尽として声を大にして言いたい。
世界をいい方に変えたい。
そんな衝動にかられるとき、人は変革という道を選ぶ。
変革は一人のリーダーによって起こるような気がしますけど、とても一人でできるものではない。
リーダーが火付け役になることはあります。
でも世の中を変えるには大衆の力が必要となる。
世論ほど強いものはありません。
どんな偉い人や権力者でも世論には勝てない。
最終的に一番強いのは数の原理です。
数を増やして権力に対抗する。
それが「抑止力」というもの。
世界を変える唯一の方法は抑止力です。
何かを解決するときに誰かに頼っていては世界は変えられない。
専門家に任せるのは一つの手だけど、それでは変わらない。
だから、一人一人が勉強する。
すると、みんな知識がつくから、権力者はヘタなことができない。
世論を何よりも恐れるからね。
そうやって抑止力を育てることがリーダーの役目だと思うのです。
本当のリーダーはサポーターであると言いましたけど、自分が先頭に立っていくやり方よりは、みんなで一斉に上がっていくやり方が一番効果的です。
みんな一人一人が意識すれば世界を変える力になる。
こんな単純でカンタンな方法が、実は最強の魔法であることに気づけた人が、きっと世の中を明るくすると信じているのです。
by You