喜んで会社のせいにする。

親愛なるあなたへ

不況だ不況だと言われるこのご時世、働く現場にも色々な変化が出てきています。

経営者視点で物申せば、人件費というのは出ていくお金ですからできるだけ削りたいのが本音です。

ところが働く側からするとお給料は生活がかかっていますから、それによって士気が左右される部分もあると思います。

そして、中にはブラック企業と言われるところも。

給与面でもそうだし、何より企業体質自体がおかしくなっている。

そういうところでは真面目な人が大怪我してしまうことがあるのです。

ブラック企業で働かれる方は本当に大変だと思います。

僕自身も9社経験してきていいことばっかり書いてますけど、正直言うととんでもないところもあったんですよ。

もっと正直言うとほぼ全部が・・・いや、何でもありません。

とんでもなくないなら転職なんてしません。

ましてや自分で会社を作ろうなんて。

いい人や真面目な人は、すごく責任感が強いです。

それはとてもいいことですから、世の中のために是非使って差し上げてください。

そして、その大切なエネルギーを無駄に消耗しないこと。

どういうことかというと、会社のせいにすればいいということです。

世の中にはおかしなところってあるのです。

おかしな人間っているのです。

上司や会社がその人に責任がいくように仕向けることもある。

本来は上司や会社が責任を取るべきなのです。

いくら本人がやったことでもね。

法的にも個人は守られています。

だから大丈夫です。

ブラック企業って、想像以上にすごいとこですよ。

一番怖いのは、おかしいのがおかしいと認識できなくなることです。

それが当たり前になる。

そして何故かいつも自分が悪くおかしな責任をとらされ続ける。

優しい人、真面目な人、責任感が強い人は、何があっても喜んで会社のせいにしてください。

世の中はすべて自己責任です。

自己責任ですけど、ここでの自己責任は会社で責任を取ることではありません。

あなたの自己責任は、そのおかしなところから逃げることです。

それが、もし愚痴や文句ばかりで逃げないのだとしたら、それは自己責任が取れていません。

でも、どんなに会社でおおごとになっても、それはあなたの責任ではありませんから大丈夫です。

組織、社内システム、そして経営倫理が崩壊している可能性があります。

いくら立派な指針を打ち出し啓蒙していても形骸化している可能性があります。

個人と言いましたけど管理職の方もそうですよ。

名ばかり管理職でものすごい環境で働かされる。

管理職も法的な決まりがありますから大丈夫です。

会社でのことなんて人生から見れば大したことございません。

適切な例ではないけど、今だに戦争やってお互いを殺し合ってるところもあるんですよ。

生きてればそれで大正解です。

会社のために命なんか捧げないでくださいね。

by You