好意をバッチリもらうのが、謙虚。

親愛なるあなたへ

謙虚さというのは色々ありますが、最も分かりにくいのは恐らく好意を受け取るときではないかと思います。

何かをしてあげて見返りにお金をもらったとき、「滅相もない、そんな大したことしていません」というのは美徳ではなく、実はおごり・高ぶり・うぬぼれ・傲慢。

「お席、どうぞ」と言われたら「ありがとう」と言って腰をかける。

人の好意を跳ね返すのは、自分が受けるのが悪いと思っているから。

好意を受けるのが悪いと思うと、自分は人に好意を向けなくなります。

好意を受けずに好意を渡す場合、これはいいことしている自分は偉いという傲慢になる。

お金についても、お金をいらないと断るのはそれが自分のものだと思っているからである。

好意でお金をもらうのはそれを好意の経済活動に使うためで、一時的に預からねばならないもの。

自分のものではないのです。

好意を受け取り、好意を渡し、の循環をつくるのが「謙虚」ということである。

好意や善意を100%受け取るのが仏の心。

これは私も大変に勉強になりました。

by You