親愛なるあなたへ
相変わらず怪しい題名ですが、ビジネスの中で非常に大切なことではないかと思うので書きます。
儲かる商売、そして正しいビジネスの形とはどういうものか、というのを勉強すると非常に奥が深いことが分かります。
ほとんどの世界はお金は感情と強欲によって動いているのですが、それが全て上手くいっているのかというと、お金は持てても不幸を量産している事実がここにあります。
お金持ちで不幸な人って、本当にいっぱいいるのです。
あれは何なのでしょうね。
もうね、お金と不幸が誰よりも豊富で、年収が10分の1とか100分の1とかしかないこちらが近づきがたいという。
お金があった方がより幸せだけど、あったら余計に不幸な人もいるというのがこの世の不思議なところでもあります。
ところで、何でそういう風になってしまうかというと、ほとんどは売上を上げようとしているのです。
もちろん売り上げを上げるのがビジネスの目的なのですが、問題はその「上げ方」なのである。
自分のために何でもいいから上げようと思うと、不幸を量産する。
どんなに素晴らしいことを言っててもやってることがそうだったら、不幸になります。
昔、近江商人が「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」とする話があり、それに加えて、この変な筆者は「宇宙よし」という「四方よし」とする考え方を推奨する人物である。
商売の正しい姿、というのは人に喜んでもらえてそれがお金になったとき嬉しいと思う。
人に喜ばれるものなら、相手から奪おうとしなくたって自然にお金を出してくれるから、放っておいても友達までつれてきてくれる。
お金儲けというのは知恵がいるから、それだけでは儲かる保証はないけれど、そこにもう一つ、世の中の流れに乗っているか、というのを見抜ければ、世間も天も味方してくれるから非常に儲かると、こういう風になっていると思うのです。
世の中が必要として、さらに生成発展で宇宙が必要としていたら、これは嫌でも儲かってしまいます。
色んな仕事をしてきて、今の世の中にはそういう考え方ができるところがとても少ない。
というか、私の場合はなかった。
だから不況が終わらないのだと思います。
不況が終わらない具体的理由はまた別ですけど、それを打開するための知恵を多くの人が出せないのはやっぱりそういう心の持ち方のような気がします。
別に宇宙とか神様とか怪しい話を信じなさいということではなく、人間として当たり前のことが欠けているのではないか。
神様が誰を幸せなお金持ちにしようかと思ったら、人に喜ばれて、世間にも役立って、相手に生きる希望を与えるという、人として当たり前のことができる人間を選ぶのだと思います。
こう考えると納得する、という観念論ではなく、現実に起こる現象としてそう言える気がしてなりません。
by You