親愛なるあなたへ
私は言いたいことを言いまくっておりますが、実は一つだけ気になることがあります。
世の中の仕組みを知ってからはそれ程悩まなくなりましたし楽しく自由に生きているのですが、唯一悩むことが、文章を書いたとき、果たしてその人の役に立つのだろうかということ。
ここに書く情報は、ある意味今の私に必要なことでもあるから、他の人にとっては真逆の内容であるかもしれない。
その人には今は逆効果かもしれない。
そう思いながらも文章が怪しい方法で降ってくるのですけど、万人向きに話せないのだろうと諦めています。
結局、世の中は中庸におさまるのだから、お釈迦様の言う「人を見て法を説け」ということをやっていくしかない。
そういう積極的な諦めに便乗しつつ、一つお話させていただければと思います。
私がこの記事に書いていることは、常識が分かった方へのお話です。
物の道理がある程度分かった人間へのお話です。
私たちは大人です。
大人の人に、この記事に書いているような考え方が一つの参考になるかもしれない、という程度の話です。
ですから、少なくともこれは大人の皆様で止めておいていただきたいのです。
まだ何も分からないお子さんにはしない方がいいかも分からない。
たとえば「いつも幸せだと言おう」とか「まずいものでも美味しくいただきなさい」というのは、道理が分かった大人が学べば十分なことなのです。
それを子供に押しつけると子供は混乱します。
辛い状況でも幸せだと思わなくてはいけない、まずいものも美味しく感じなければならない、そういうことでものすごく苦しみます。
幸せになるための法則が、今の日本を蝕む根源であるモラル・ハラスメントの原因になってしまう。
子供が辛い、まずいと言ったら、それらを全て受け止めて差し上げてください。
子供は自由です。
自由な感性を全て親が受け止めてくれることで、感性の正しさを学びます。
これは楽しいことなんだ、これは不快なことなんだ。
これは美味しくてこれはまずいんだ。
そういうことで構いません。
子供が嘘をつこうが何しようが、全てを是非許してあげてください。
ここに書いていることはお子様には通用しなくて構わないのです。
もし少しでも食い違ったら、愛するお子様を最優先にして、この記事、そして筆者の私を全否定なさってください。
私たちは大人ですから。
心からお願い申し上げます。
by You