同窓観察会。

親愛なるあなたへ

何年かに一度、同窓会というのがあります。

この同窓会、好きな人もいれば嫌いな人もいると思います。

人間とは面白いもので、同窓会で「恥ずかしくない」状態なら行こうと思う。

だから社会的に出世したりいい会社に勤めたり、女性だったら結婚したり子供がいたりすると行こうと思うけど、そうじゃないと腰が引けてしまうのが人の心だと思います。

無意識でもそういう判別をしているものです。

特に高学歴と言われる人、女性だったら昔みんなに人気があったという人ほどその傾向が強くなる。

もちろん同窓会に行きたくなければ全然行かなくていいのです。

毎回行かなくちゃいけないものでもないしね。

やなやつが集まる会かも分からない。

でも、みんなに会いたいのに及び腰になってしまっていたら、是非このことを覚えておいてください。

同窓会は、自慢大会ではなく人間観察会である。

人間を観察しにいくのである。

だから、今はフリーターで年収も少なく、離婚して一人きりで社会的には「・・・」な私は、今度ノコノコ出かけていくのです。

そして目をギラギラさせながら成功している友人にすり寄っていこうという。

女性であれば、カッコよくてステキになって、しかもお金持ちになっているかもしれない当時憧れた先輩をあわよくば落としてみようという。

何故なら人間観察会だからである。

劣等感から人間観察する人は相手をどうやっておとしめようかと考えるけど、楽しい人間観察はどうしたら自分の得になるかと考える。

もし旧友関係で悩んでいる方がいらっしゃったら、是非こう考えてみてくださいね。

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