親愛なるあなたへ
色んな経験をすると同じ人の気持ちが分かる。
同じ立場の人をラクに許せる。
許せない人がいっぱいいる世の中なら、こんな簡単に許せる方法は他にない。
許せるパターンを増やすということである。
今日ハンバーガー屋さんに入ってお昼を食べたのですけど、中に髪の毛が入っていたのですよ。
文句言う人や怒鳴り散らす人もいるかもしれない。
もちろんそれが普通です。
普通ですから正しいですよ。
でも飲食店で働くと分かるのですが、あれ、髪の毛って絶対入るんですよ。
どんなに気をつけてても入る。
もうしょうがないのです。
少し前に食品への異物混入がひたすら騒がれましたけど、入る時は入るよって。
もちろん生産管理を怠けてもいいと言っているのではありません。
しょうがないな、入るよなって許せばいいと思うのです。
ボルトが入ってても「よかった、怪我する前に気がついて」、その後穏やかに店員さんに言えばいいんですね。
飲食店で働いていたとき、その日届いたレタスの中にカエル殿がゲロゲロと鎮座していらっしゃった。
ああ今日はカエルさんか。しょうがないな。
レタスにカエルがついてたことを報告すると「もー、おんなじ色してるじゃないですか」とよくわからない一言を残してセンパイは去っていきました。
もし、自分が他人に怒鳴られることをやってしまったら自分を許せます。
それと同じ要領だと思うのです。
主張することや改善点を求めるのは相手のためにも必要だと思います。
それプラスこうすると幸せかもしれないと、そういうお話でした。
by You