親愛なるあなたへ
販売営業をしていて思ったのが、人間とはなんとまぁ欲深い生き物かと、自らも含め顧みて思ったわけです。
もちろん欲深いのはいけないことではありません。
記事の書き始めから私は欲を大いに賞賛しております。
ところで、この欲深い生き物に物を売るにはどうしたらよいか。
よく、「必要性」を説くことが言われるのですが、どうも違うのではないかと感じるときがあるのである。
不思議なのですが、人間は必要なものは買わない。
反対に、自分の欲を満たしてくれるものは大金はたいても買う。
例えば、医療費は高いと言うのに、整形には何十万も出す。
学校のランドセルが高いと言うのに、シャネルのバックには何十万も出す。
これと同じで、人間の欲望を満たしてあげるところにビジネスチャンスがあるように思うのです。
洗剤でも何でも「環境にいい」という謳い文句で売るよりも、「サッと洗えて残らない」方がいい。
すすぎが手間で環境にいいよりも、少々環境に悪くてもサッと落ちる方がいい。
多くの人が求めているのが娯楽と快楽です。
これを上手に提供できたところにたちまち巨大産業が生まれる。
というのが、欲深い不良の私の見立てなのである。
by You