経済と第三次世界大戦。

親愛なるあなたへ

これから書く話はいいとか悪いとか、人道的に認められるとか認められないとか、そういった倫理に触れる部分を全く無視しています。

ただ「こういうものだ」という事実を書きます。

これまで、世の中に戦争はたくさんありました。

何故人は戦争をするのか。

実は、戦争はお金を儲けるためにやります。

戦争とは経済の産物です。

その流れでいくと、今後大きな戦争はないことになります。

私も勉強してビックリしたのですが、過去、第一次世界大戦第二次世界大戦というのがありました。

戦争になじみがないと、「相手をやっつけて征服する」そして最後は「全世界を乗っ取る」ようなイメージを持ちますけれど、現実は全く違うのである。

第一次世界大戦が終わった後、勝った方は敗戦国に多額の賠償金を命じました。

ドイツなどはその賠償金を払っていたため非常に国が苦しかった。

そしたら、有名なヒトラーが出てきて、賠償金を払わずにその資金で再軍備を進め、第二次世界大戦へ。

経済的にトクするために賠償金を命じたのに、そのせいで次の戦争が起きてしまった。

つまり、第二次世界大戦第一次世界大戦で賠償金をかけ過ぎたために起きた戦争である。

すると、第二次世界大戦以降は賠償金を取るのはやめよう、ということになってしまった。

そのため戦争をしてももう経済的に得することはできなくなりました。

その後、21世紀に入るときに「9.11」「アメリ同時多発テロ」、アメリカの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んで、アフガニスタン紛争とイラク戦争へと突入したあの事件がありましたね。

そのとき、あの二つの戦争でアメリカの圧倒的強さが世界に示された。

軍事力はアメリカが断トツだ、という事実を世界は突き付けられたから、勝てないし、そもそも勝ってもお金はとれないからと「戦争をする理由」がなくなってしまったのが現代の軍事背景なのです。

第三次世界大戦を不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「歴史の流れ」で見れば心配は無用のようです。

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