サラリーマンの経済。

親愛なるあなたへ

経済とはとどのつまり「お金の話」になるのですが、お金にまつわる不思議な話や、お金持ちになる方法論などを必ずしも学ぶ必要はないと思っています。

私はサラリーマンから事業家へ転身しましたから、以前のサラリーマン頭ではなく、事業家としての経済を考えます。

「豊かさは思考から」を演繹的に証明する必要もあるので、もちろんお金持ちの勉強もします。

でも、お金をもらって生きていくことが「経済の本質」ですから、それぞれの「立場」で勉強することが本当に大切なことなのではないでしょうか。

サラリーマンの方は会社からお金をいただいていますから、ブラック体質とか上司の人間性とかそういったものをここでは完全に無視すれば、「どうやったら会社が自分をいいように使ってくれるか」あるいは「どうしたら自分が使いやすい人間でいられるか」を考えるのがサラリーマンとしての経済のように思います。

何か一つの技量を身につけて、それさえあればどんな会社も渡っていける、というライフスタイルも一つの経済。

でも、どうも自分はそういうタイプではない、ということでしたら、この不況の時代、会社から「使いやすい」というのもスキルだということ。

私はどこへ行っても非常に「使いづらい」人間でしたからこんなこと言う資格はないのですけれど、反面教師として一つ参考にしていただければと思っています。

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