結婚の具体性。

親愛なるあなたへ

明けましておめでとうございます。

新年一発目がこんな話でいいのかと思いつつ、少し「結婚」のお話を書きたいと思います。

子供はいなかったのですが結婚した経験はあるのでちょっと分かるかもしれません。

私はロマンチストだ、不思議大好きだと色んなことを書きますけれど、相変わらず「超現実的な側面」というのも一つあるように思います。

これから結婚を考える人をがっかりさせてしまうかもしれませんが、でも、結婚で色んな悩みを持たれている方のお力に少しでもなれれば、と思って書きます。

一言で言うと、結婚は修行です。

どんな修行かというと「人と自分は違うんだ」という修行。

そんなの当たり前だ、と思っていても結婚するとそれがよく分かる。

頭で分かっているつもりでも体で分かる。

そのために神様が「お互い惹かれあう」という感覚を与えてくださいました。

もちろん恋愛結婚だけじゃなく、色々な形があると思います。

不本意ながらの結婚もあると思います。

ただいずれにせよ、人は魂の向上のために結婚する。

自分と人が違うとは自分がいいと思っていても相手は嫌だと思う、またはその逆もあるということ。

結婚の修行って「相手は自分の嫌がることを全部やる」と思っていればまず間違いありません。

「何で私だけ」「何であの人だけ」と思わずにみんなそうです。

やきもち焼かれるのが嫌な人はやきもち焼かれます。

お金使うのが大好きな人はひたすらケチケチ言われます。

綺麗好きな人は掃除が苦手な人と一緒になり、インドアが好きな人はムリヤリ外に連れ出されるかもしれません。

もう色んなことがあって、それを通して「ああ、人と自分は違うんだな」と分かる。

魂が分かる。

それを「忍耐」で乗り切る。

じゃあ苦しまなければいけないのですか、というとそんなことはなくて、嫌なら別れればいいし、結婚しながら相手を認めることで和やかになることもある。

自分と共感できることや、趣味が合うことに感謝するとラクになる場合もあるかもしれません。

DVやモラルハラスメントなど、緊急的に逃げないといけないケースもありますから自分の状況をよく見極めて行動することだと思うのですね。

子供さんや経済的なことも含め本当に難しいときもあると思うのですけれども、私たちも含め「みんなそう」なのですから、そのことを信じて次の道を探っていただければと思うのです。

もちろん結婚はいいもので楽しいこともいっぱいあります。

10年たっても20年たっても仲のいいラブラブ夫婦もいらっしゃいます。

素晴らしいことです。

でも、そういう方々も陰ながら何かしらの努力をされている。

そして相手は絶対に変わらないのですから「自分がどうするか」だけに焦点を当てるときっと解決策が見つかると思います。

p.s.

新年から超現実論で申し訳ないのですけれども、それでもロマンチストで不思議大好きは変わりません。

不思議ですが、今年もみなさまにとってきっと飛躍と幸せの一年になると思います。

by You