並ぶのが嫌だったから。

親愛なるあなたへ

「美貌」は現実生活や人生の中で大きなウェイトを占めるところだと思います。

見た目というのは選べない。

どうして自分はこうして生まれたんだろう、と考えるときもあるかと思いますが、このシステムがとても面白い。

以前、「美とは才能である」と書きましたけれども、何代も時を超えて本人が磨いてきたというのが一つあります。

それが「縦の糸」だとすると、これに上手く絡み合うように「横の糸」というのがあるのですね。

それが、「順番待ち」。

この世は神様が色んな人を混ぜるために美に恵まれている人の数を限っている。

その体を選ぶのに、向こうの世界で何百年も「予約待ち」しているらしいのです。

どれでもいい、何でもいいから早く早く!という修行の楽しみを待ちきれない魂がいっぱい来てるとすると、これは納得せざるを得ない。

by You