強い子に育てるには。

親愛なるあなたへ

強い子に育てたかったら、転んで泣いてる子供さんを「同情せず」「ひょいと拾い上げる」といいと思います。

愛情から拾うのですけど、「痛みに関して」感情を込めずに淡々と。

心の底から「何で泣いてるの?」という。

こちらが普通の精神状態だと、「ああ、子供にとっては痛いだろうな」という心理が伝わってしまうのです。

動物の痛みについて触れた記事でも書きましたが、子供がひざをすりむいて泣いてるところを「感情的に」かまうと、「ああ、これは泣いてかまってもらえるほどのことなんだな。これが痛みなんだな」と脳が学習する。

では、「ホラ、そんなのたいしたことないでしょ、ちゃんと立ちなさい!」でいいのかというと、これは愛情がないことになってしまいます。

逆に愛情で言ってたとしても、「痛いと感じているのが分かる」からそういう発言になるわけですね。

機械的に拾うのかというと、これも違う。

「仕方なく」拾われていることを子供が必ず感じ取ります。

愛情を持ちながら、感情を込めないというのは不思議な感じがしますが、ポイントは「すりむいた痛みに関してだけ淡々と」です。

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