塾と予備校はどちらが儲かるか。

親愛なるあなたへ

タイトルだけを見るとビジネスモデルの話か、と思うかもしれませんが、ちょっと内容がそれてしまいます。

塾と予備校の違いは、簡単に言うと、塾は生徒さんの学習管理までする、予備校は教える専門にまわる、ということです。

もちろん塾や予備校にもいろんな種類があって一概には言えないのですけれども、生徒さんとの距離が近いのは塾ということになります。

それから塾は社員あるいはアルバイトの「被雇用」の先生が多く、予備校は完全なる契約で成り立っています。

何が言いたいのかというと、生徒さんに「入り込む」のは塾、あまり「入り込まない」のは予備校、ということになりそうです。

先生との距離が近いのも塾、遠いのは予備校。

成績を上げたい人が入るには、塾はもってこいかもしれません。

ところが、成績を上げよう、上げよう、とするあまり、それが会社側の焦りとなって生徒さんに負担がかかってしまう場合を見てきました。

もちろん浪人生は必死ですから受かるためにはがっちり縛って!という場合もあるので何とも言えないのですが・・・

でも、基本人は相手に入り込まれると嫌な生き物。

それよりも、全力で教えはするけれども、「教えることは教えたし」というサバサバした感覚の方が結果として好循環になる場合がある。

勉強は嫌いだけれど分かりやすいし、でも押しつけがましくないし、ということで好循環になる場合がある。

塾と予備校はどちらが儲かるか、という議論の答えは出ないのですが、相手にあまり入り込みすぎない方が儲かる、ということにはなりそうです。

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