一人から始める。

親愛なるあなたへ

「愛情」については、色んな人が色んなことを言いますけれども、最終的に自分自身を、自分が一人であったとしても幸せにできる人がはじめて「本当の愛情」を与えられると思うのです。

一人になったこともない、周りに人がいても自分を幸せにできない、ずーっと愚痴・悪口・心配事を言ってる、そんな人が「お前のためだ」という言葉や表情・雰囲気で愛情を与えていると思うのは、やはりどこかが歪んでいる。

この歪みは普段気づかないだけで、現代日本の家庭に、職場に、学校に、他にもあらゆる関係に潜んでいると思います。

そこまでひどくなくても、愛情だと思っていることが、実は相手への依存や執着、これは本当に、親になられる方は自分の子供に対してどうだろうかと真剣に考えてみる必要があると思うのです。

自分の子供に期待していないだろうか。

自分の子供に嫉妬していないだろうか。

自分の子供こそ「我が人生だ」と考えていないだろうか。

自分一人でも満ち足りた気持ちを味わえる工夫をしている人が、本当に愛情を与えられるのだと思います。

by You