旅のキャッチコピー。

親愛なるあなたへ

京都と言えば金閣寺清水寺京都御所、嵐山・・・というイメージが先にきますが、京都は縦に長い県。

日本海に面している」とは意外にも知らない関東方面の方もいらっしゃるに違いありません(筆者も御多分に漏れず)。

日本三景の一つである「天橋立」も京都の日本海側。

地理的要因と認知度の乖離を、その京都は乗り越えます。

「海の京都」

なんて素敵なキャッチコピーでしょう。

京都は盆地で、夏は暑く冬は寒い。

そんなイメージから連想されるのは「四方を山に囲まれた県」。

そんなところに有名な名所がある。

それを逆手にとって、京都にも海がある、と。

反対側の名所がある、と。

毎週出張に行っている感覚のみになってしまいますけれども、京都は独特な都市で他と比べるのではなく「独自路線を行く」と。

それが京都府内であってもきっと同じなのかもしれません。

京都市とガチンコではなくて、京都にも海がある、と。

地方だし、どうせ御所が中心だし、という悲壮感はそこにはありませんでした。

言葉一つで街が活性化する要素も十二分にあるのだと、これは旅をしてきてそう思います。

by You