親愛なるあなたへ
学生時代に車が好きで大して知識も技術もないのに日産のスポーツカーを乗り回していた身からしますと当時は車窓から見える他の車のナンバーが気になったものです。
駐車場でも「あー、この人ここから来てるのか~」と。
社会人になりまして車が不要になり十数年。
年齢のためにジョギングを始め、走っている間の視線をどこにやろうかキョロキョロしていたところに、かつての走り屋の魂が呼び起こされた、のか分かりませんけれども、車ナンバーを見るのがとても楽しみになりまして。
特に、ジョギングコースの途中に市場があり、かなり大きな市場なので全国各地からデカいトラックが止まっていて荷下ろしをしているのを見ると、まるで自分が旅しているような気分になれますね。
「果実部」の脇を通りますので青森、愛媛、和歌山、熊本・・・
しかも荷下ろしのスケールがフォークリフトを使いとてつもなくデカいので、それを間近で眺めながら自らジョギングという動きが溶け合うと、これまた旅気分が大増幅されるわけであります。
by You