「開眼」だるま。

親愛なるあなたへ

方位取りで群馬県高崎市に行ってきました。

高崎の名産は「だるま」。

その名も「高崎だるま」で全国的に有名だそうですが知らなかった私はなんたる知識不足。

片目に墨を入れ、願いが叶ったらもう一方に墨を入れるという開眼(かいげん)だるま。

その発祥のお寺がここ高崎にあります。

少林山達磨寺。

高崎駅発の信越本線で最寄り駅の群馬八幡駅から徒歩20分。

灼熱の猛暑の中をひたすら歩き入り口に到着。

そこから階段を上って行きますが周りは大自然真っ只中。

都市部の高崎駅から二駅しか離れていないとは信じられません。

階段を上り切れば目の前に御本堂が。

そしてそこには両目を「開眼」しただるまがびっしり。

夢が叶って奉納されたのですね。

それを拝して思ったのです。

願掛けというのは自らの努力に火を入れる作業なのだと。

決して「すべてが他力本願」ではないのですね。

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